防災無線が聞こえない!? さぁどうしよう?

  • 防災行政無線は、市役所に設置した「親局」から、無線通信により市内71カ所に設置してある「屋外拡声子局」の拡声器(以下、「子局」という。)で、広く市民の皆さんに放送されており、緊急連絡から一般広報まで、様々な情報を広く提供する安全と信頼を結ぶ情報ネットワークです。(※我孫子市HPより、一部編集の上、転載)

昨今、「行方不明者に関するアナウンス」が、防災無線で流れる機会がとても増えました。

市内各地域を回らせていただく中で、「防災無線が良く聞こえない」「もう少し増やせないのか?」という声を聴くことが少なくありません。広い市内にあって71ヶ所であること、高層マンションや気密性の高い住宅が多くなったことなどから、とくに屋内にいると、防災無線の内容が殆ど判らないのが実際の所です。

しかし、①『放送音量を上げれば、「子局」が設置されている付近の住民の皆さんにとっては「騒音」となり、苦情の原因となる』こと、②『子局の増設には、市の予算的な兼ね合い(設置および維持費用)が生じる』こと、そして、③『新規設置場所の周辺住民の了承をえる難しさ』があり、“いたしかゆしの状態”です。

防災行政無線は、災害時の情報伝達を第一義として設置するものであり、「いざ災害が起こった時に、確実かつ迅速に情報を市民に伝えること」が行政の重要な責務であり課題です。とはいえ、市内全域に漏れなく情報提供することは現実的に不可能であり、情報を受け取る市民の側にも「受け取る為の努力(主体的な姿勢)」が必要です。

★対応策があります★

現在、防災行政無線で放送されている内容を確認する5つの補完的手段>が整備されており、いずれかのサービスを活用することにより、一定程度の情報を得る事が出来ます。

受信方法

費用の有無

備  考

フリーダイヤル☎

無料 

0120-031676

放送後、一時間経過後または他の情報があれば内容は更新されるので注意。

メール配信サービス

(携帯へも配信可能)

無料受信料(パケット代)が掛かる

(※パケットフリーなら費用は発生しない)

時間差はあるが確実に配信され、記録として残る。他の配信情報もあり(下段ご参照)

市の公式ホームページおよび

SNStwitterfacebook

無料…ネットに接続出来る事が条件

適宜情報提供され、画像も配信されることが特徴。ただし、「通知設定」にしていないと判らない。

JCOMのインタラクTV

無料…ジェイコム加入者のみ閲覧可能

メール配信サービスの「防災・防犯、選挙情報」など

JCOM防災情報サービス

有料…JCOM加入者は月額300円、未加入者は月額500円。 (※別途工事費用要)

専用端末を通じ、自宅の中で防災行政無線など

行政情報や緊急地震速報等が明瞭に確認できる。

私のおススメはメール配信サービスです。携帯(端末含む)にも情報提供されるので、いつでもどこでも確実に情報を確認することが出来ますメール配信サービスで提供される情報は、防災無線情報の他にも○不審者情報○防災・防犯情報 ○保健センターだより ○選挙情報(速報) ○子育て応援情報など多岐に渡り非常に便利です♪

★メール配信サービスへの登録方法★

  • abiko-reg@kmel.jpへ空メールを送信して下さい。
  • 折り返し、登録案内メールが送られてきます。
  • バーコードリーダー付携帯をお持ちの場合には、左のQRコードを読むとメールが送信できます。

☝備えあれば憂いなし。出来る事から始めましょう!

平成27年5月19日発行

久野晋作 活動報告リポート第42号より